子どもの字が汚くて悩んでいませんか?
子どもが小学校に入学して、学校公開で掲示物を見ることがありますね。
その掲示物を見て、文字が読めない汚さで、私は衝撃を受けたことがあります。
みなさんは、こんな悩みはありませんか?
・クラスの掲示物をみても、目立って字が汚い・・
・鉛筆の持ち方がおかしいし、字が読めないくらい汚い・・
・持ち方を注意したら、子どもは怒り出す
無理に持ち方をなおそうとすると、子どもは怒ってしまいますね。
一方で放置して、小学校高学年から矯正するのは、とても時間と手間のかかる事です。
また、小学校高学年からだと、療育機関に入れないケースも多いと感じています。
「子どもに負担少なく、持ち方をよくして、見やすい字を書くことができる商品はないの?」
そんな悩みを解決するため、筆者と我が家の子供たちで、10種類以上のグッズをためしてランキングです。
筆圧弱めの小学校低学年の弟と、筆圧強めの小学生高学年の兄に試してみました。
最初に、「特におすすめのグッズ」を2つ紹介させてください。
\療育機関も勧めたシャープペン/
\鉛筆ではこれがお勧め!/
\効果の高い矯正グッズはこれ!/
鉛筆、シャープペン、矯正グッズを試しました
ここでは、鉛筆、シャープペン、矯正グッズの特徴や、実際子供が試した感想を紹介します。
鉛筆部門
矯正効果のある鉛筆を紹介していきますよ。
スタビロ イージーグラフ (STABILO EASYgraph) ★おすすめ
ドイツの工科大学と共同開発した鉛筆です。
人間工学に基づいて、くぼみにそって指をおけるように設計されていて、自然とよい持ち方になります。
特徴:太めの三角軸で「右手用、左手用」がある
軸の形: 三角(くぼみあり)
芯の濃さ: 2B HB
\メリット/
・持ち手に工夫があり、くぼみに自然に指が沿って、良い持ち方になりやすい
\デメリット/
・1本当たり割高に感じる
・鉛筆削りによっては、先まで細く削れないときがある
くもんの三角鉛筆だと、幼児期に使った子が多いので、「幼稚っぽくて、学校では恥ずかしい」と弟は嫌がりました。
この「スタビロ イージーグラフ」を持っている子は、めったにいないので、恥ずかしくはないようです。
家の鉛筆削り器で、先までうまく削れないときは、専用の鉛筆削り器があります。
\削り器と消しゴムのついたお得なセット/
くもん 三角鉛筆
幼児期にお世話になる人も多いはず。
三角軸が太くて握りやすいので、正しい鉛筆の持ち方が身につきます。
はじめて鉛筆をもつお子さまに最適です。
特徴:太めの三角軸
軸の形:三角
芯の濃さ 6B 2B
\メリット/
・三角軸がおだやかに良い持ち方を誘導する
・一番入手しやすく、気軽に試せる
\デメリット/
・小学生になると、学校で使うのは、ちょっと気恥ずかしく感じるかも
\長めの2Bです/
\短めの6Bです/
鉛筆のまとめ
どの鉛筆も、低学年で指定される、蓋つきの筆箱だと、しまりが悪いのが困った所です。
小学校中学年ごろから、利用者が増えるペンポーチなら、問題なく入りますよ。
お勧めは、「スタビロ イージーグラフ」です。
\削り器と消しゴムのついたお得なセット/
シャープペン部門
ここでは持ち方矯正効果のある、シャープペンシルを紹介していきます。
ステッドラー 1.3mm 三角軸
人間工学に基づき製作されていて、快適に使用できます。
ちなみに複数の療育機関の指導員に、持ち方矯正ペンをたずねると、この商品の名前があがりました。
特徴:1.3mmの太芯シャープペンシル
繰り出し式の消しゴムをノック部に内蔵していて便利
スベり止め加工の施されたグリップで持ちやすい
軸:三角軸と直径16mmの太軸
色:黄色 白色
大人は、マークシート試験などに役立ちますよ
\純正品の替え芯はこちら/
スタビロ シャープペン イージーエルゴ 1.4mm
子供達のために開発されたシャープペンシルです。
1.4mmの極太芯は折れにくく、力を入れなくてもスラスラ書けます。
おしゃれで斬新なボディデザインで、人間工学に基づいた設計で、くぼみでペンが正しい持ち方になるように設計されています。
特徴:ペンを握るだけで正しい持ち方を身につけられる。右利き、左利き用がある
軸の形:正しい持ち方に誘導するくぼみがのある形状
芯の太さ:1.4mmの極太芯
色:1.4㎜ 3色(イエロー、ピンク、オレンジ)
\メリット/
・人間工学に基づく形が、正しいもちかたを誘導してくれます
\デメリット/
・替え芯が割高です
・芯が太いので、ノートに文字を書くのも、未就学から小学1年生くらいまでかも
\替え芯はこちら/
キャンパス ジュニアペンシル 0.9
鉛筆の書き心地を求めて開発され、初めてのシャープペンシルにお勧めです。
学校のノート記入にも対応できる芯の太さです。
療育機関で、このシャープペンに、下記で紹介する矯正グッズ「プニュグリップ」をつけて、持ち方練習をすることが紹介されていましたよ。
特徴:鉛筆の書き心地を求めて開発されている
軸の形:六角軸
芯の太さ:0.9㎜
色:2色(青 、ピンク)
\コメントは「プニュグリップ」をつけて使用した感想です/
\装着する「プニュグリップ」はこちら/
コクヨ 鉛筆シャープ 0.7
一般的なシャーペンより「ややふと軸」で持ちやすいです。
「ジュニアペンシル0.9」よりわずかに重さがあり、安定して書きやすくなります。
ジュニアペンシル0.9のように、プニュグリップを装着しようとしても、軸がやや太めなので装着が難しいです。
持ち手がわずかに太目で六角軸で、私にとって書きやすいので、自分用を買いました。
シャープペンまとめ
かなりのふと軸になると、矯正効果は望めます。
おすすめは、「ステッドラー 1.3mm」で、矯正効果が得られやすいですよ。
持ち方矯正グッズ部門
ここでは、持ち方を矯正する補助具を紹介していきます。
Qリング ★おすすめ
鉛筆と親指にはめて使用し、療育施設のOTさんが監修しています。
児童発達支援の療育施設でも利用していました。
サイズは2サイズ(4~8歳向け、8歳以上向け)あり、親指に装着して使用します。
やわらないシリコン製でこの中では、指位置の固定に「しなり」があり、固定力は低め。
筆圧を高くしたり、逆に抑えたりと、調節する能力があります。
\メリット/
やわらかいので、子どものうけいれは良かった
\デメリット/
毎回親指をはめこまないと使えないので、やや不便
\2サイズ入ったお試しセット/
Qグリップ
鉛筆と親指にはめて、薬指と小指で握りこんで使用します。
Qリングの機能に加えて、手の小指側の固定能力を育ててくれます。
Qリングと同じように、筆圧を高くしたり、逆に抑えたりと、調節する能力があります。
\メリット/
・指先の巧緻性と、小指、薬指の固定の力を育ててくれ、療育効果あり!
\デメリット/
・弟が、いじって伸ばして遊んだら、あっさり壊れました。
・お財布にあまりやさしくないお値段です
矯正効果はQリングより高いと感じます。
プニュグリップ
グリップは複数ありますが、これは持つ部分にくぼみがあり、中指の持ち位置に特殊な向きをつけているので、矯正効果が高めです。
\メリット/
・くぼみの工夫のおかげで、自然と持ち方がよくなる
\デメリット/
・中指の持ち位置をあわせないと、十分な矯正効果がでにくい
持ち位置を合わせる事を面倒に感じる子も多いと思いますが、それでも普通の鉛筆よりは持ち方がよくなりますよ。
プニュグリップ クール
持ち手部分は三角で、持ち手に「特殊なくぼみ」をつけていなので、持ち方に気を付ける必要もありません。
\メリット/
・持ち位置を気にせず、ペンを持つことができます
\デメリット/
・ほこりが結構くっつきます
クモン もちかたサポーター
通常のえんぴつに対応した、もちかたサポーターです。
指をそえるだけでえんぴつを正しくにぎることができ、サポーターにえんぴつを差し込んで使います。
直径7~8mmの通常の太さのえんぴつに対応したサポーターです。
\メリット/
・手に入れやすく、汚れにくいです
\デメリット/
・硬さが嫌いな子は、嫌がってしまいます
\普通の鉛筆用/
矯正グッズのまとめ
持ち方が矯正されてとても良いのですが、装着が手間となります。
どの矯正グッズも、子供がめんどうがって、使用しつづけることが難しかった・・・。
矯正を嫌がらない子供には良い商品ですよ。
すべてに共通するのですが、鉛筆を削るたびに、グリップをずらす必要があるので、子どもはめんどくさがり、私が削っていました。
子どもが嫌がらなければ、QリングかQグリップが矯正効果が高いですよ。
\2サイズ入ったお試しセット/
まとめ
子どもが商品を嫌がらなければ、どの商品も効果が期待できます。
その中でも療育効果が高いと思ったものをまとめます。
\我が家のおすすめはコレ/
・鉛筆は「スタビロ イージーグラフ」が効果が高い
・シャープペンは、家用だと「ステッドラー 1.3mm」
学校ノート用では「コクヨ 鉛筆シャープ 0.7」
・矯正グッズは「Qリング」がコスパを考えるとおすすめ
\削り器と消しゴムのついたお得なセット/
\家用シャーペンのおすすめ!/
\2サイズ入ったお試し矯正セット/
子どもの書字を助けてくれそうな、鉛筆、シャープペン、矯正グッズがみつかったでしょうか?
低年齢ほど効果がでるのも早いので、早めにチャレンジすることをお勧めします。
書くことで困らない指になるよう、子どもが嫌がらない範囲で地道にとりくんでいきましょう。
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